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気になる情報(矯正治療「7つの不安」、抜歯vs非抜歯治療、舌側vsマウスピース矯正など)は「こちら」からお探しいただけます。

2015.12.22更新

今回は、歯周病が完全に改善し、いよいよ矯正治療を始める時のお話です。

 

さて、沖ノ鳥島の護岸工事は、他の島の護岸工事と比べて、とてもデリケートなものであったと聞きます。それは、島を支えている部分が波の浸食で減ってしまったからです。

波

同じように、歯周病で歯を支える骨が減ってしまった場合、歯を動かす矯正治療は、とてもデリケートなものになります。

 

また、成人のお口の中は、「歯周病」だけではなく「むし歯」や「根(歯の神経)」の治療も必要なことがとても多く、それらと矯正治療を包括的に行うことが理想です。そのためには、一般歯科医師と矯正医の連携が重要になってまいりますが、お互いに専門分野が違うので、どうしても"グレーゾーン"ができてしまうことがあります。そこに患者さんがはまってしまったら、それはとても残念なことです。

スウェーデン矯正歯科では、10年以上の一般歯科の経験を持つ矯正専門医である、院長の石川が、全ての治療を初めから最後まで1人で行いますので、グレーゾーンは作りません。

矯正治療をお考えの方には、矯正治療だけではなく、「前準備にも妥協しないことがとても大切である」ことを知って頂けると嬉しく思います。

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.12.21更新

ところで、もし歯周病がある歯を矯正治療で動かした場合、歯を支える骨や歯肉にはどのような影響があるのでしょうか?

 

私が留学したイエテボリ大学で行われた一連の研究によると、歯周病がある歯を矯正治療で動かした場合、歯周病がより悪くなることが分かりました。

Ericsson and Thilander

(写真)歯周病と矯正治療の関係を確立した、ティランダー名誉教授(右)とエリクソン名誉教授(中)と石川(左)

 

ですから矯正治療前には、歯周病を完全に治すことが必要です。

しかし、第1回でもお話しましたが、歯周病治療はとても難しいものです。もし、皆様の中で、

・治療をしているのに歯肉の張れがひかない
・歯を磨くとまだ血が出る
・歯のグラつきがひどくなった
・メインテナンスに通っているが、どんどん歯が無くなっていく

という事があったら、それは歯周病が治っていない可能性があります。

その場合には、矯正治療をする・しないにかかわらず科学的根拠に基づいた」歯周病の治療が、ご自身の歯を残すためには必須になります。

 

◎当院は矯正歯科クリニックですが、スカンジナビアンアプローチによる「科学に基づく歯周病治療」を受けて頂くことができます。どうぞご利用ください

 

 (第4回「矯正治療を成功させるコツ」につづく

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.12.19更新

ある研究によると、歯周病の患者さんの約50%に、特徴的な歯並びがあると報告されています。

 

その歯並びの代表的なものは、

1.上の前歯の「出っ歯」や「隙っ歯」
 マンガに出てくる中高年に出っ歯が多いのは、歯周病にかかっているからかもわかりません・・・

2.下の前歯の「デコボコ」(叢生:そうせい)
 加齢とともに下唇が重力で下がってくるので、徐々に目立ち始めます。

歯周病と歯並び

 

歯周病の多くは、35歳頃から発症すると言われていますが、10代から発症するものもあります。

以前と比べて、上の前歯の出っ歯がひどくなったという方がいらしたら、老若男女問わずに「要注意」かも知れません。

 

 

では、歯周病が原因で動いてしまった歯を元に戻すためには、どうすれば良いのでしょうか?

 

動いた量がわずかであれば、歯周病の治療(歯肉の下の歯石除去)をすれば、歯が元の位置に自然と戻ることがあります。

しかし、動いた量が大きい場合には、自然には戻りません。その時には、矯正治療が必要になります。

 

(第3回「矯正治療の注意点」につづく

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.12.18更新

忙しい年の瀬ですが、体の疲れが溜まったり体調がすぐれない時に、歯肉が腫れてしまう方がおります。

心当たりのある方は、歯周病を患っている可能性があります。

歯肉が痛む

歯周病とは、歯と歯肉の間に歯周病菌が感染し、歯肉に炎症が起き、歯を支える骨が減ってしまう病気です。

その多くは、徐々に進行し気付かないうちに悪くなっているので、歯がグラつく時には重症化している'とても厄介な病気'です。

厚生労働省の最新の報告によると、35~69歳の日本国民の約84%が、歯周病に罹患しているとのことですので、皆さん他人事ではありません。

 

治療は単純で、歯周病菌が住み着いている歯茎の下にある歯石を 歯の表面(歯根)から取り除けば改善します。

しかし、歯根の表面は平らではなく、また、形態が複雑な歯もあるので、治療が困難な場合があります。お風呂掃除で、溝にあるカビをなかなか掃除できないのと同じ感じでしょうか。

 

実は、歯周病が進行すると歯並び、特に前歯の並びが変わってくることがあります。

 

(第2回「その特徴とは?」につづく

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711