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気になる情報(矯正治療「7つの不安」、抜歯vs非抜歯治療、舌側vsマウスピース矯正など)は「こちら」からお探しいただけます。

2017.10.23更新

10/18~20まで、札幌で行われた日本矯正歯科学会に参加しました。

矯正歯科学会

実は、私は札幌で生まれ、10歳まで住んでいました。その後、大学や卒後教育、留学などで各地を転々としたので、今のところ札幌が、私の人生で最も長く定住した街です。

 

札幌市内は紅葉が綺麗で、幼い頃の思い出が美しくよみがえりました!

紅葉

(札幌市内にある中島公園にて)

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2017.07.31更新

先週末、日本顎関節学会に参加してまいりました。

私は当学会が認定する「専門医」ですし、東京医科歯科大学時代の先輩や友人にも会えるので、参加することを楽しみにしている学会の一つです。

 TMJ学会

今回は第30回記念大会とのことで、現在に至るまでの「顎関節症治療の歴史とその変遷」を振り返るセッションがありました。

 

それを踏まえて申し上げると、巷で行われている顎関節治療で、必ずしも科学的でないものがあります。
しかし、患者さん自身が、自分が受けている治療が正しいものなのかどうか、判断することは難しいことだと思います。

 

もしも、現在受けている治療に疑問を感じる場合は、科学的な知識を知る歯科医師(専門医が望ましい)にセカンドオピニオンを求めることが、満足のいく治療を受けるためには必要だと考えます。

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2017.04.19更新

をさて、3月上旬にスウェーデンはイエテボリで開催されたスウェーデン矯正歯科学会に参加したことは、前回のブログでお伝えしましたが、今回のイエテボリ再訪には、もう一つの目的がありました。

それは、イエテボリ大学矯正科の友人Eminaの学位討論会に参加することでした。

Emina

(討論会を終えた直後のEmina Cirgic博士と)

 

スウェーデンの学位討論会は、外部の大学から試験官(Opponent:敵と言う意!)を呼び、大勢の聴衆の前で行うとてもオープンなものです。

討論会

試験官だけではなく、学位審査委員会(スウェーデン国内から集まった教授数人)や聴衆からも質問を受けるので、試験を受ける人は大変です。

 

この様な公開試験システムは、矯正専門医を取得するための最終試験の時にも行われます。私もそれを経験しましたが、それは大変なイベントでした!

Final exam

(最終試験のプレゼンを試験官と聴衆の前で行う石川)

 

学位討論会や専門医試験の様なイベントには、人がたくさん集まるので、矯正歯科界の重鎮に質問をする良い機会でもあります。

Bengt

(イエテボリ大学矯正科 前教授Bengt Mohlin先生と)

 

Heidrun

(イエテボリ大学矯正科 助教授Heidrun Kjellberg先生と)

 

学術的に実りの多きスウェーデン再訪でした!

 

次回は「知られざるスウェーデン」についてお話したいと思いますnico

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2017.04.04更新

3月上旬にイエテボリで開催された、スウェーデン矯正歯科学会に参加してまいりました。この季節のイエテボリは寒く、どんより暗いので観光には全く適しておりません・・・

ですから日本から参加したのは私だけでしたnamida

イエテボリとトラム

(イエテボリのメインストリートを走る路面電車「トラム」)

 

今回の学会のメインスピーカーは、矯正歯科の分野では世界的権威である、英国はマンチェスター大学 矯正科教授のKevin O'Brien先生でした。

Prof. O'Brien

(石川とO'Brien教授、学会会場にて)

実は、イエテボリ空港に到着した際に、O'Brien教授にバッタリお会いしました。ご挨拶をして話をしていると、学会が手配したタクシーが迎えに来ておらず、どうしてよいか困っているとのことでした。

O'Brien in GOT

(イエテボリ空港にてO'Brien教授と)

 

イエテボリ大学矯正科の友人が、私を空港まで迎えに来てくれていたので、なんと教授を友人の車で、ホテルまで一緒に送ることになりました!

Tommaso and Kevin

英国の矯正システム、EU離脱や移民問題など”イギリスの今”を聞くことができました。

 

ところで、O'Brien教授は、自身のブログで、歯列矯正に関する"問題点"を科学的に炙り出していています。学会の口演は、このブログをより専門的にしたものでした。

患者さんも”正しい情報”を集めて、良い治療を受けるために勉強する時代です。日本語に訳されているブログもある(日本語が少し堅いですが・・・)ので、興味のある方はぜひご覧ください。

Kevin Blog

(ブログはこちらからアクセスできます)

 

皆さんの周囲の矯正医が、どれだけ科学に精通しているかの物差しになるかも知れません!

 

後編につづく 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2016.09.14更新

先日、私の師匠の弘岡秀明先生が主宰するJournal clubという勉強会で、東北大学の中村圭祐先生の講演を聞きました。中村先生とは、2004年に弘岡先生の歯周病学コース(講習会)でともに学び、10年来の友人です。

中村先生と

(写真:中村先生(右)と)

中村先生は、東北大学歯学部で博士号を取った後、Sahlgrenska Academy(イエテボリ大学)でも博士号を取得し、その学位論文が歯学部最優秀論文賞を受賞するという歴史的快挙、正に「雲の上の存在」です。

余談ですが、私が留学中、一時帰国からスウェーデンに向かう飛行機の上で、バッタリ中村先生にお会いしたこともありました。やはり雲の上の存在です!

 

講演は、ジルコニアという歯科材料をいかに臨床に活かすかでした。とても分かりやすく、ジルコニアの可能性を正しく知ることができました。

 

私は、現在、海外雑誌に論文を書いておりますが、中村先生の講演を聞き、モチベーションがアップしました。矯正歯科の発展に貢献できるように頑張ります!

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2016.06.28更新

学会に参加する醍醐味、それは「世界の権威」や「文献の著者」とディスカッションができることです。

 

今回は、舌側矯正(裏側矯正)の世界的権威、Dr. Wiechmann(ドイツ)としたディスカッションについてお話します。

Wiechmann

 

Dr. Wiechmannは、Incognito(インコグニート)という、デジタル技術を駆使したカスタムメイドの舌側矯正装置を開発した、舌側矯正の世界的権威です。現在は、Win systemというインコグニートに似た装置の普及に努められています。

 

私は、以前は、インコグニートのみを使っておりました。しかし、最近はHarmony(ハーモニー)と言うカスタムメイドのシステムをよく使います。その理由は、抜歯を必要とする症例においては、ハーモニーの方がトラブルが少なく、仕上がりが綺麗と感じるからです。

 

今回、Dr. Wiechmannとは、それらのシステムのメリット&デメリットについてディスカッションしました。細かいところまで議論した結果、私の舌側矯正治療に対する自信をより深めることができました

ちなみに、ハーモニーの開発者のひとりDr. Philippe Salahは、当院を訪れたことがあります。(その時のブログはこちら

 

しかし、道具はあくまでも道具です。大切なのは、科学に基づいた診査・診断、治療計画の作成です

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2016.06.20更新

先日、スウェーデンはストックホルムで開催されたヨーロッパ矯正歯科学会(EOS)に参加してまいりました。

EOS

(夏至祭で使うサマーポールの下で、イエテボリ大学の同窓と)

 

今回も、様々な先生方と直接に話をして、最新の科学や情報を得てまいりました。詳細は、今後お伝えして行きますので、お楽しみに!

まずは、当院に通われる患者さんにしっかりと還元して行きます!

 

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.12.24更新

もう少しで12月も終わり、新年を迎えます。

一年が経つのをとても早く感じる様になりました。ちょっとは大人になったと言うことでしょうか!

 

さて、今年は、日本の矯正事情を知るべくいろいろな学会や勉強会に参加しました。

この12月には、日本アライナー矯正歯科研究会、ハーモニー・ユーザーズミーティング、IDTフォーラムの3つの学会に参加しました。(いっぱい休診日がありスイマセンでした・・・)

IDT 

(写真 昨日参加した第4回IDTフォーラム。130人が参加する大きな会でした。)

 

どれも興味深いものであり、大変勉強になりましたが、2点気になることがありました。

 

1つ目は、矯正歯科が’デジタル’に一気に傾倒し始めていることです。

当院でも、舌側矯正(ハーモニー&インコグニート)とマウスピース矯正(インビザライン)など、矯正歯科におけるデジタル化の代名詞を用いています。

治療が上手く進んでいる時には、デジタル化産物は最高です。しかし、治療が少しでも計画から逸れてしまったら、リカバリーが大変です。そのリカバリーをコンピューターは行ってくれませんやはり最後は「ヒト」だと思いますので、デジタル化に頼りすぎるのには、まだ違和感を感じます。ちなみに、囲碁の世界では、コンピューターはまだ人に勝ったことが無いそうです。

 

2つ目は、矯正歯科にも’思い込み’があることです。

コンセプトを持って治療する事は、矯正医が自信を持って患者さんに治療を提供するためには必要なことだと思います。

しかし、そのコンセプトが、科学的根拠に乏しかったり、成功経験だけに頼った(失敗症例を見て見ぬふりをした)物であれば、それは’独りよがりの思い込み’と同じです。

 

「情報を科学的に取捨選択し、より確実な治療を患者さん提供できるように精進していきたい」という私の想いは、より強いものになりました!

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.12.15更新

職人であれば、誰でも目標にしたい師匠がいると思います。ちなみに、歯科医師は完全に「職人」です。

 

私の「歯科医師の師匠」は、弘岡 秀明先生です。

弘岡先生と

弘岡 秀明先生(左)と私

 

弘岡先生は、今から約20年前に、スウェーデンにあるイエテボリ大学歯周病科に5年間留学し、日本人で初めてスウェーデンで歯周病専門医のトレーニングを受けたパイオニア的存在です。現在は、スウェーデンデンタルセンター(東京都千代田区)で患者さんを治療する一方で、後進歯科医師に「スウェーデン方式の科学に基づいた歯周病治療」を伝えられています。

 

その歯科医師向けの講習会が、先週末にありました。私もその受講生の1人でしたが、現在はインストラクターの1人として、弘岡先生をお手伝いしております。

インストラクター

私は、現在、矯正治療をメインに治療しておりますが、実は歯周病治療も得意としております

歯周病治療と矯正治療、どちらも歯をターゲットに治療しますので、切っても切り離すことのできない関係だと私は考えております。

 

「歯周病とインプラント、矯正治療の深いつながり」は、当院ホームページでご説明しております。(こちらをクリックするとご覧いただけます) 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

2015.09.01更新

外科的矯正治療の ”ジレンマ”

大学病院の口腔外科に在籍していた時から感じ、スウェーデンで矯正専門医のトレーニングを受けていた時にも感じた、筋金入りのモヤモヤ感です。

 

そのジレンマを解消する手がかりを掴むために、菅原準二先生(仙台市開業)の診療を見学させて頂きました。菅原先生は、特に 『サージェリーファースト』 という外科矯正治療法で世界的にとても著名な先生です。

菅原先生

サージェリーファーストにもいろいろな方法がありますが、菅原先生が実践されているアプローチ(Sendai Surgery First)は、私が長く感じていた ”ジレンマ” を克服できると見学や質疑応答を通して感じました。私は、「手術を行う口腔外科」と「歯並びと咬み合わせを改善する矯正歯科」どちらも学んでまいりました。せっかくのチャンスですので、ぜひそれに理解を深めていきたいと思います。

 

ちなみに、菅原先生と私が来ているシャツには Save Sendai 311 というプリントがされております。

Save Sendai

東北地方の代表的都市である仙台を元気づけ、そして、その元気を甚大な被害を受けた周囲の地域に分かち与えたいと言う思いが「SAVE SENDAI 311」に込められています(ホームページより)。このシャツの購入費の半分は、震災孤児への義援金などに充てられているそうです。菅原先生は、その活動を震災直後に立ち上げられ、現在も代表者をされております。

 

今回の見学では、菅原先生の学問へだけではなく患者さんへの誠実さ、そして人間として大切な事を教わりました。医療に携わる者としての本分を改めて学ぶことができ、とても有意義な2日間を過ごすことができました。改めて菅原先生に感謝を申し上げたいと思います。

 

投稿者: スウェーデン矯正歯科(東京・銀座) 03-3535-8711

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